ここは昼間だけの次元『ローウィン』。
肥沃な自然と穏やかな夏がどこまでも続く平和な世界である。
太陽は沈むことがかなく、西に落ちてから東に上るまでの間も常に薄明かりを注ぐ。
島や山、沼などにも色とりどりの草花が生い茂っていて、まるで童話のような世界である。

そして、プレインズ・ウォーカーである貴方は戦争の災禍から逃げ延びてこの次元へとたどり着く。

そこで一人の少女と出会ったところからこの『御伽噺』は始まる。

アシュリング「あなた誰?見かけない顔だけど・・・・・・。もしかして角が無くて追放されたエルフ!?」

大人気カードゲーム『Magic the Gathering』が遂に恋愛ADVとなって登場!!

キンズベイルの勇士、ブリジッド「ニンゲン?ニンゲンの集落のキスキンはそんなに大きくなるの?」

平和なローウィンの世界を舞台に繰り広げられる甘酸っぱい物語。

朝の歌のマラレン「私に情けをかけるな、この目腐りめ!」

そこであなたは個性的な女の子(?)達に出会う。

ボガートの汁婆「うひひひひ、あんたいい男だねぇ〜。ワシがあと3日若かったら放っておかないよ〜。」

戦争で傷ついた貴方をローウィンは優しく迎え入れてくれます。

苗木姫(コルフェノールの若木)「私大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる〜!それでね、それでね!おっきくなったらお兄ちゃんのこと守ってあげるの!」

この世界でどう過ごすかはあなた次第。

イリオナ「フェアリーの寿命ってね、と〜〜〜〜〜っても短いの!だから一分一秒たりとも無駄に出来ないんだから!・・・・・だから・・・・・その・・・・・なるべく私と一緒にいなさいね・・・・・・」

エンドリ「俺男だぞ・・・・・なに言ってんだよ・・・・バカ・・・」

ヴィーサ「ねぇねぇ、恋って楽しいことなの!?だったら私としてみない!?私って楽しいことはなんでもやってみないと気がすまないの!!」

しかし・・・・・夕暮れが訪れるかのようにローウィンにもやがて『夜』が訪れる・・・。

アシュリング「私のこと好きって言ったのに・・・。私のそばにいるって約束してくれたのに・・・!許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない・・・・・・・・!!こんな世界・・・・・燃え尽きてしまえ!!」

子供の御伽噺はおしまい。
これからは大人の『御伽噺』が始まる・・・。

曲がりくねりのロシーン「貴方はこの世界の何に希望を見出そうとしているの?世界は暗黒に包まれて、人々は心の闇に飲み込まれる。堕落と狂気が蝕み、殺戮と病が蔓延り、絶望だけが育まれているこの世界で!それとも何・・・?私と一緒にこの世界を救ってくれるの?久遠の闇の中で光明を探しに・・・・・・一緒に堕ちてくれる?」

貴方はシャドウムーアへと変貌したローウィンでどうするのか?

苗木姫「・・・・・約束したでしょ?『おっきくなったらお兄ちゃんを守ってあげる』って!」

世界を享受する?それとも立ち向かう?

妖精の女王、ウーナ「えっと・・・・・・確かに殆どのフェアリーは私が生んでいるのですが・・・それは私一人で生んでいるのであって・・・・・・・えっと・・・その・・・・・男の人と・・・・こういうことするのは・・・・これが初めて・・・だったり・・・・・・」

恋愛ADV『マジック・ザ・ギャザリング 〜ローウィン編〜』AR4205年、春に発売予定!!

皮の案内人、シグ「どうだい?もうこの世界には慣れたかい?」

隠しキャラもいるかも?

???「あなたも人間?もしかしてプレインズ・ウォーカー?」

???「あらあら・・・同じ人間同士仲良くしましょうね〜。」

乞うご期待!!

(挨拶)

挨拶なっが!!

皆様、こんばんは。

M12の発売が遂に今週末に迫ってきましたね。
もう皆様はプレリリースには行かれましたか?

今日はそんなM12で登場した新カード、「世界混ぜ」について話したいと思います。

世間ではこの世界混ぜの評価は

「めんどくさ!!」

「また赤のカオス枠か・・・」

「所詮ワープワールドの下位互換」

「ワープワールド再録しろ」

「ワープワールド最高!」

などの声が挙がっています。

特にワープワールド教団からの迫害っぷりは目を見張るものがあります。

世間からはワープワールド、ワープワールドと騒がれていますが、世界混ぜは全く別カードです!!
その証明をここでしましょう。

まず、「基本セット」の赤レアカオス枠の歴史から説明しましょう。

赤はMTGの世界で「火や混沌、憤怒」を司る色で、エンチャント以外のパーマネント破壊、火力(直接ダメージ)、一時的なパーマネント奪取を得意としています。
その一方で「混沌」を体現するようなルール無視の面倒くさいカードも数多く存在します。

その一例として「泥棒のせり」を挙げてみましょう。

泥棒の競り/Thieves’ Auction
(4)(赤)(赤)(赤)
ソーサリー
すべてのトークンでないパーマネントを追放する。あなたから始めて、各プレイヤーはそれらの追放されたカードの中から1枚を選び、それを自分のコントロール下でタップ状態で戦場に出す。この手順を、これにより追放されたカードがすべて選ばれるまで繰り返す。

メルガディアン・マスクス レア

まさにカオス。
基本セットに入ってからも、このようなカードが収録され続けられました。

それではM10〜12までのカオス系スペルの歴史を見てみましょう。

・M10
歪んだ世界/Warp World
(5)(赤)(赤)(赤)
ソーサリー
各プレイヤーは自分がオーナーであるすべてのパーマネントを自分のライブラリーに加えて切り直し、その後自分のライブラリーのカードを上から同じ枚数だけ公開する。各プレイヤーはこれにより公開されたすべてのアーティファクト・カード、クリーチャー・カード、土地カードを戦場に出す。その後、エンチャント・カードについても同様に行う。その後、これにより公開され戦場に出されなかったカードを自分のライブラリーの一番下に望む順番で置く。

・M11
野生の喚起/Wild Evocation
(5)(赤)
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の手札からカードを1枚無作為に選んで公開する。それが土地カードである場合、そのプレイヤーはそれを戦場に出す。そうでない場合、そのプレイヤーは可能ならばそれを、それのマナ・コストを支払うことなく唱える。

・M12
世界混ぜ/Scrambleverse
(6)(赤)(赤)
ソーサリー
土地でないパーマネント1つにつき、プレイヤーを1人無作為に選ぶ。その後、各プレイヤーは自分が選ばれた各パーマネントのコントロールを得る。それらのパーマネントをアンタップする。

まずは歪んだ世界から説明しましょう。
これはラヴニカからの再録で、第10版にも収録されています。
これは全てのカオス系スペルの中で私が知っている限り、最も使われたスペルです。
これはゼンディカーのキーワード能力、「上陸」に由来するものです。
猛り狂うベイロスやエメリアの天使等の上陸でトークンが出るカードや堕ちたる者、オブ・ニクシリスで即死コンボを組むなどして使われていた実績があります。

一応ローウィン〜時のらせんブロックのスタンダードで使われていたらしく、MTG wikiにも記事があります。
・ワープワールド
http://www.mtgwiki.com/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89

そして、野生の喚起。
これは使われていたという実績は、私は聞いたことがないです。
カオス度も比較的まともな部類に入り、出して勝てるようなカードが少なかったからではないかと考えられます。
しかしM12で「ソリンの復讐」(通称:ソリン砲)等が入る、バウンスが撃てる「精神を刻む者、ジェイス」が禁止カードになったことで、私はラストチャンスがあると感じています。

そして最後に世界混ぜ!

思わずジャッジを呼びたくなるようなカオスっぷりです。
お互いのパーマネントをシャッフルするという打っても勝てなさっぷり。

このカードをいかに運用するかは、次の日記で書きたいと思います。

それでは、ねるねるねるね!(おやすみなさいの意)

コメント

もあーい@デイジャの人
2011年7月12日10:34

コルフェノールの若木をコンフェノールの苗木とか間違えてる時点で二流ですよ・・・

猛蔵
2011年7月12日12:05

すみません、「苗木姫」って表記してたら思い違いをしてました・・・。
あとよく考えたら、ロリフェってローウィン時代はまだ種でしたね。

にわかでサーセンした・・・・。

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