流石に大山登ったその日に書くのは無理でした。(挨拶)

~前回のあらすじ~
浮浪者が襲ってきたのでボコって尋問なう。
http://redblue.diarynote.jp/201205050023491957/

・浮浪者レッドジャックの証言
・・・俺はレッドジャックって呼ばれてるモンだ。
普段は町で情報屋をやってるんだがよ・・・ちょいとヘマをしちまってマフィアの連中からこの村に逃げてきたんだ。
元々この村には厄介になってた時期もあってさ・・・へへ、顔なじみも結構いるんだぜ?
それで町でのほとぼりが冷めるまでここでしばらくお暇させてもらおうと思って、一昨日から空き家に勝手にお邪魔させて貰ってたって訳だ。
安心しな、何も盗っちゃいねぇぜ。
いくら浮浪者だからって俺にもプライドっていうもんがある。
・・・まぁ・・・たまにはチラっと分けて貰うときもあるけどな?
それでだ・・・一昨日の晩に恐ろしいことが起きたんだ・・・。
俺がここで夕飯を食ってる時の話だ。
急に屋根裏からガタガタ音がしてきてよ・・・気になって屋根裏部屋を覗こうとしたんだけど、なんかが突っかかっていて開かなかったんだ。
そん時はネズミかなんかだろうと思ってさっさと飯食って寝ちまおうと思ったんだがよ・・・そしたら生臭いような、なんかが腐ったような臭いが天井から漂ってくるんだ。
これはやべえのが上にいるかも知れねえ・・・って事で外から2階が見れねえかなと思って一旦外に出てみたんだ。
そしたら二階から化け物が襲い掛かってきやがったんだ!!
暗くてよく見えなかったけど・・・体が半分くらい透けてて、全身からかぎ爪生やしてるような気持ち悪い化け物だったな・・・。
でさ、そいつ襲ってきたはいいけど俺が急によけたから地面に爪が刺さって抜けないのな。
チャンスだと思って一目散に森に逃げていったよ。
そしてら向こうからどっかのおばちゃんが歩いてきてさ・・・今度はそのおばちゃんが化け物に襲われたんだよ。
一瞬だったね。
悲鳴を上げる間もなく森の奥の方に連れて行っちまったよ。
・・・俺はどうすることも出来なくて一晩そこで過ごしたよ。
それでさ・・・昨日は朝になってから森の中を探してみたんだ・・・もしかしたら襲われたおばちゃんがまだ生きてるのかもって・・・。
でもさ・・・森の奥の方に死体があって・・・逃げてきちまったよ・・・。
・・・場所?
場所なんて覚えてねぇよ・・・。
それで今日になってもうこの村を出ようって決めたんだ。
流石に家財道具無しじゃ生活出来ねえからさ、この家に回収しに来たんだけど・・・そしたらお前らが急に来て・・・。
頼む、俺を警察に連れて行ってくれ!!
多分次にあの化け物に狙われるのは俺だ!!
こんなところにいるよりも牢屋とかの方がよっぽど安心出来らぁ!
なんでもいいから俺を連れてってくれよ!

KP:それであなた達は近くの駐在所から警察官を呼び、レッドジャックを引き渡します。
警察官は彼を不法侵入、及び農夫の奥さん失踪事件の重要参考人として連れて行きました。

警察官「犯人逮捕にご協力ありがとうございます!・・・あの、彼・・・すごい怪我をしているのですが・・・」
めぐすけ「最初からです」
オカピー「そうです、最初から怪我をしていました」
ズーシミ「ええ、私達は何も知りません」
警察官「そ・・・そうですか・・・。では最近小火なども起こっているようですのでお気をつけ下さい。では私は近くの駐在所にいますので、また何かありましたら気軽に声をかけてください!」

オカピー:ねえねえ、この警察官おとりとかに出来ない?
KP:自重しろこの外道!逮捕するぞ!!
オカピー:ちなみに地下室にはなんかあるの?
KP:いや、浮浪者が隠れていた以外のことは何もありません。
部屋の中も空っぽです。
めぐすけ:じゃあ屋根裏部屋を探索します。
KP:・・・さっきの恐ろしい話を散々聞いてたのにまだ行くんだ・・・。
オカピー:まぁ・・・出来ることはやっておきたいし?
KP:・・・了解。

散々警告したけどやっぱり開けるよ!
さて、オカピーの命運は!?
次回、やっぱりGW中には終わらなかった!
大分つらくなってきたよコレ!

コメント

オカピー
2012年5月7日0:30

頑張って!

猛蔵
2012年5月7日7:38

頑張る。

re-giant
2012年5月10日16:30

それでも屋根裏部屋には行くんですか……読む側としてはすごい楽しみですけど。

>めぐすけ「最初からです」
>オカピー「そうです、最初から怪我をしていました」
>ズーシミ「ええ、私達は何も知りません」

素晴らしいチームワーク(笑)。そもそも化け物が襲ってきたとか言ってる浮浪者が「女子高生が斧で襲ってきた」って言っても誰も信じないでしょうし、完全犯罪ですね、これ。

猛蔵
2012年5月10日23:29

KPとしては「え?屋根裏行ったら死ぬんだけど?」という気持ちでハラハラしっぱなしでした。

警官の方もデカブツマッチョな色物集団と関わりたくなかったのでしょうw

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