アイドルプロデュースの裏でパフェコミュが全くでない!(挨拶)

※もううろ覚えなんだ、分かるだろ?
てな事で始まるよー。
今回は出会い編なのであまりプレイヤーとしての会話はありません。

前回のあらすじ
http://redblue.diarynote.jp/201210010010344340/

1.最悪の出会い編
 まったく最悪の気分だ。
 空は朝から真っ黒い雲が渦巻いてやがるし、新聞にはろくな記事が載ってやしない。近所のババアのところで朝飯を食ったらトーストにバターを付け忘れるし、おまけに帰ってきたら野良猫がおれの事務所でクソを垂れてやがった。腹いせに野良猫を蹴っ飛ばして追い出してみたが、全然おさまらねえ。むしゃくしゃして気が狂っちまいそうだ。
 昔みたいにあの眼鏡を一発殴りに行こうかと思っていたが、今度は最悪の客がきやがった。いつもにやにやしてる気味の悪い不動産屋気取りのヤクザくずれだ。こいつが依頼に来るとろくなことが起こりやしねえ。
家賃トラブルとか言ってヤクザの鉄砲玉なんかを平気でやらせてくるクソ野郎だ。
・・・ただまぁ、こいつが来てくれたおかげでストレス解消法と暇つぶしで悩むことはなくなったみたいだな。
とりあえず一発殴ってから話を聞いてやるか。

GM:ということで出会い編(ジャイアン)です。
ジャイアンの事務所に不動産ブローカーのネファリアがやってきました。
めぐすけ:はい。じゃあジャイアンは空き地の土管の上に鎮座しています。
GM:!?

ネファリア「よう、旦那。へへへ・・・景気はどうだい?」
ジャイアン「まぁまぁってところだな。ようこそ、剛田探偵事務所へ。」
ネファリア「事務所?どう見てもただの空き地にしか見えないが・・・机とかはどこにあるんだい?」
ジャイアン「俺の机は・・・これだよ」(ポンポンと机を叩く)
ネファリア「お・・・おう、それで仕事の話なんだが・・・」
ジャイアン「ちょっと待ってろ。お前みたいなクソ野郎でも一応クライアントだからな、茶の一杯でも入れてやるよ。え~と確かこの辺の草が茶に使えたような・・・」
ネファリア「いや、そんなに気を使わなくていいから!マジで!そんなことより仕事の話しような?な?」
ジャイアン「ち・・・しゃあねえなぁ・・・」

ネファリア「旦那、町外れにある幽霊屋敷って知ってるか?ゾンビみたいな化け物が出るって噂の。」
ジャイアン「そこの家の表札に骨川って書いてないか?」
ネファリア「ブフォwwwwちげえよほら、町の北側にあるwww」
ジャイアン「ああ、野比の方か」
ネファリア「だからそっちじゃないってwwwそっちは西の方だろwwwww
その件の幽霊屋敷を俺が買ったんだよ。
あそこはつい最近まで老夫婦が住んでたんだけどよ・・・旦那がなにが原因か知らんが発狂しちまってさ、そのせいで奥さんの酷いうつになっちまったんだ。それで夫婦仲良く精神病院にご入院したせいで売りに出されてたんだ。そんでその買い手のつかない不良物件に俺が愛の手を差し伸べてやったって訳。
へへへ・・・きちんとその奥さんにはサインも貰ってきたぜ。別に騙し取ってなんかいないぜ?人聞きの悪い。
そんでリフォームして売り払おうと思ってたんだが、買い手の奴が幽霊屋敷なんかに住めないって言ってきやがるんだ。
あのアイリッシュ・モブの腐れチンピラが・・・ああ、なんでもない。忘れてくれ。
そこでだ、旦那。ちょいとその屋敷まで幽霊がいないことを確かめてきてくれないか?
なぁに、ちょっと屋敷の中の写真を撮ってきてくれれば家主様も納得するだろうって。
もしも幽霊なんか出てきても旦那だったら楽勝だろ?へへへ・・・。
あと使えそうな家具とかあったら後で教えてくれよ。もったいないからそのまま使わせてもらうさ。
改装後はお洒落な『アイルランド式喫茶店』を開くつもりでいるみたいなんだ。旦那も是非来てくれよ!本格的な『アイルランド式コーヒー』が飲めるぜ。ウヒヒヒヒ!
報酬は前金で50ドル、解決後に50ドル。いいモンがあったら別途で謝礼を出すよ。
な?悪い話じゃないだろ?」

めぐすけ:回避!
GM:はい、では回避ロールをお願いします。
めぐすけ:ちょwww

<成功>

GM:貴方は飛んできたつばを避けました。

ジャイアン「つば飛んだ・・・」
ネファリア「あ・・・ごめん・・・」
ジャイアン「・・・・・・・・」
ネファリア「・・・・・・・・」
ジャイアン「お・・・おう・・・依頼だっけ・・・?分かったよ・・・引き受けるよ・・・・」
ネファリア「お、マジか!?へへへ、流石旦那話が分かるぜ。ああ、それと念のためセガールの旦那にも声をかけておくよ。ほら、あんな飲んだくれでも一応警官だからさ。死体とか見つかったりとかしたらやばいだろ?だから念のためにセガールの旦那と一緒に行ってくれよ」
ジャイアン「やばいな・・・もしかして、あれのことか・・・」
ネファリア「ははは、旦那冗談きついぜ!・・・冗談だよな・・・いや、冗談に決まってるよな・・・。まぁ家の見取り図と鍵渡しておくからさ、旦那は先に屋敷に向かっててくれ。俺はセガールの旦那にすぐ行くように伝えておくよ。じゃあ頼んだぜー!あ、そうそう。例の老夫婦だけど、近くの精神病院に入院してるから屋敷のことで聞きたいことがあったら訪ねてみてくれよ。きっと幽霊の話とかしてくれるぜ、ウェヘヘヘヘ」

GM:そういうとネファリアはジャイアンに屋敷の見取り図、50ドル、家の鍵を渡して去っていきました。

次:セガールとの出会い編
正直この回でセガール編も終わると思ってた

コメント

めぐすけ@ゆるふわ
2012年10月16日1:44

土管は机にも事務所にもベッドにも武器にもワープホールにも使えるからな!

猛蔵
2012年10月16日7:36

土管マジ万能だな。

re-giant
2012年10月17日15:50

>じゃあジャイアンは空き地の土管の上に鎮座しています

TRPGを人に勧めるとき「コンピュータRPGに比べてなんでもできる、自由度が高い」とよく言いますけど、本当だなあ、とあらためて思いました。つうか自由すぎる(笑)。続きも期待してます。

猛蔵
2012年10月18日7:58

自由度が高いと大変なのがGMですよね。
リプレイと合わせてきついです。

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