世に言う「モダン」なるフォーマットがいついかなる時に発足されたかは何人たりとも不明であるが、それが公式フォーマットになったことは明白である。

ファイナルズ予選は当日、巳の刻から始まったが、その第一試合の勝負が始まったときから、異常な緊張が会場内を包んだ。
メタ上に現れた死儀礼のシャーマンは値段3k余り、混成の1マナであるにもかかわらず、タフネスが2、能力を3つも引き連れていた。
一方手札では、元より1ターン目には出なかったものの、この1マナシャーマンにぴったりとくっついて同じデッキに入っている、同じスタンカードの凄艶な年増女(リリアナ)が控えている。

一方対戦相手が出してきた火打石の猪はマナコスト2マナであろうか、死儀礼の高額な値段に比べればやや値段がおとなしいが、より均衡のとれたP/Tである(2/2)。
だが、彼もまた値段がワンコイン(50円)ほどのスタンカードでしかなかった。

猪にもまた、値段が100円を1つ2つ超えたであろう(消費税)、清楚な美女(炎樹族の使者)が付き添っていた。

先の年増(リリアナ)の艶やかさは(値段的な意味で)会場の貧乏人の心に、悩ましげな情感を分かせたが、この美女(炎樹族の使者)の気品に満ちた価格は、真に目を見張らせるものだった。

(中略)

それはおよそ一切のフォーマットに聞いたことも見たこともない、奇怪な構えであった。
フェッチランドを切り、1ターン目からショックランド経由で《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を出した。

観客1「あれこそはジャンド必勝の構え、フェッチマナ加速のお姿…」

一方赤緑ステロは2ターン目から《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary》から《火打ち蹄の猪/Flinthoof Boar》を出してきた。

観客2「ステロ様!切って下さいまし!あの高い、高い高いジャンドを!」

観客3「これは尋常のモダンの試合ではない。読めぬ…試合展開が全く………」

見よ、異形(3/3)と化すまでに鍛え込まれた猪!
見よ、万力の如く墓地を締めつける死儀礼の能力!
そこから放たれる恐怖の一閃(パワーカード)を知る者は、
女人禁制の場(ホモサウナ)にて勝負を見守る二人の美女(リリアナと炎樹族の使者)。

ジャンドは2ターン目に3マナを出すことが出来るのか?
ほぼスタンの赤緑ステロはモダンに通用するのか?

出来る
出来るのだ


モダンはシギレイなり

参考資料
【アイドルマスター】無乳逆流れ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6305683

コメント

めぐすけ@ゆるふわ
2013年4月8日0:58

もっと評価されるべき

猛蔵
2013年4月8日17:58

でも評価されない悲しい現実。

オカピー
2013年4月8日23:33

ネタ元が濃すぎたんだ……。

猛蔵
2013年4月9日8:04

バベルセルクってネタも思い付いたんだけど、濃すぎるか…。

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