ギャザリング探偵Q 第3話「ドラフト殺人事件」 前編
2014年8月7日 ギャザリング探偵Q コメント (6)~GPTトロウケア 蒲田会場 サイドイベントテーブル~
??「はぁ…はぁ…ドラー…フー…トー…」
??「ダメだ…気持ち悪い…ちょっと席を…」
フラッ
??「うっ…(ドサ」
~居酒屋「同情するなら酒飲みな!」~
ザワ・・・ザワ・・・
梅沢幾多郎「おーい、Qくーん。こっちこっちー!」
今田勇「Qさーん、お疲れ様です。とりあえずビールでいいっすか?」
伍堂武彦「あ…お疲れ様です」
飯塚勲「お仕事お疲れ様です。さ、こっちどうぞ」
梅沢「いや~、仕事帰りに誘っちゃって悪いね!さ、飲んで」トクトク
Q「いえいえ。お誘い頂きましてありがとうございます、梅沢さん。GPTのヘッドジャッジ、お疲れ様でした」
梅沢「いやいや、こいつらが頑張ってくれたおかげで大分楽出来たよ」
今田「ま、俺たちが手伝ったから当然でしょ!」
梅沢「何を~?こいつ、まだぺーぺーの癖して生意気な~!」
Q「ははは…。でも大成功だったみたいですね、GPT。なんでも参加人数が200人を超えたとか…」
梅沢「そう!全部で参加者224人!いや~、すごい人数だったわ~。おかげで会場クーラーガンガンに効かせてるのに全然涼しくならないのね。そのせいで倒れた人もいたしね」
Q「大丈夫だったんですか?」
今田「少し横になって水飲んだら落ち着いたみたいで、そのまま普通に帰ったみたいですよ。何せ大事に至らなくてよかったです」
飯塚「あ…Qさん。その倒れた人のことで話があるんですけど…これって…事件…だったりしませんか?」
Q「え?」
梅沢「お~い、飯塚ぁ~。あれはただ熱中症で倒れただけの話だろぉ~?」
飯塚「でも梅沢さん…万が一ってこともありますし…」
Q「ふむ…ちなみに倒れた方というのは誰なんでしょうか?」
今田「ああ、DNで『逝け☆麺』って名乗ってる人です。本名は愛野使徒っていうみたいですね」
Q「ああ…『あの』…。それで、どのような状況で倒れたんですか?」
今田「ん?ドラフトのピック中に『気持ち悪い』って言って席を立とうとしたら、立ち眩み起こして倒れたんですよ。すぐに立ち上がれたんですけど、それでもまっすぐ立てなかったみたいで、暫く椅子で横になってました」
Q「え?ドラフト中ですか?確か今回のGPTってモダンでしたよね?」
梅沢「あの『逝け☆麺』って野郎がドラフトしたいって騒いでたから急遽サイドイベントでドラフトすることになったんだ。あの野郎調子悪かったらしくて、3回戦終わる前にはもうドロップしてやがってたんだよ。それまでは別にいいけど、ドロップしてから『暇だ』だの『ここはサイドイベントも開かないのか』だの『参加者のことを考えろ』だのぶつぶつ煩くて、それでドラフトのサイドイベントを開くことになったんだよ」
今田「あの時はドラフト用のパック持って来てなくてどうしようかと思いましたよね。幸いにも伍堂さんが偶然持ってたのを使わせて貰ったから事なきを得ましたけど、今度からきちんと用意しないと駄目ですよね~」
梅沢「いや~、俺も商品のパック以外のことはすっかり忘れてたよ~。ありがとね、伍堂ちゃん!流石運営やってるだけはある!」
伍堂「あ…いや、本当に偶然ですよ…。確かに大会運営していると同じような場面もありますけど…」
梅沢「おっ!慣れてるねぇ~」
伍堂「いやいや…そんなことは…」
Q「ふむ…ちなみにそのドラフトで使ったカードってありますか?」
梅沢「Qちゃん、それは流石に残って…」
飯塚「あ、ここにありますよ」
今田「ってあるんですか!?」
飯塚「え?晴れる屋とかC・UCの一括買い取りしてますし、大会運営に携わってるとカード集められる機会も多いから、取っておいて溜まったら売りに行こうかなって…」
梅沢「いやいや、流石に学生だからってそれは貧乏性過ぎないか?」
Q「ふんふん…なるほど…」
飯塚「それでQさん、何か分かりましたか?」
梅沢「飯塚もしつけぇなぁ…あれはただの熱中症だっつーのに…」
Q「ふむ、確かにこれは誰かの手によって仕組まれたものですね」
一同「!!」
Q「話を聞く限りですと、犯人はこの中にいます」
梅沢「いや、俺たちの中にそんな奴いるわけねーよ!」
今田「そうですよ!第一どうやって『逝け☆麺』だけを倒れさせたんですか!?」
Q「結論から言いますと犯人は伍堂さんで、凶器はドラフトに使用したパックですね」
伍堂「!!??」
飯塚「Qさん…」
Q「では、今からそれを説明していきましょうか」
続く
??「はぁ…はぁ…ドラー…フー…トー…」
??「ダメだ…気持ち悪い…ちょっと席を…」
フラッ
??「うっ…(ドサ」
~居酒屋「同情するなら酒飲みな!」~
ザワ・・・ザワ・・・
梅沢幾多郎「おーい、Qくーん。こっちこっちー!」
今田勇「Qさーん、お疲れ様です。とりあえずビールでいいっすか?」
伍堂武彦「あ…お疲れ様です」
飯塚勲「お仕事お疲れ様です。さ、こっちどうぞ」
梅沢「いや~、仕事帰りに誘っちゃって悪いね!さ、飲んで」トクトク
Q「いえいえ。お誘い頂きましてありがとうございます、梅沢さん。GPTのヘッドジャッジ、お疲れ様でした」
梅沢「いやいや、こいつらが頑張ってくれたおかげで大分楽出来たよ」
今田「ま、俺たちが手伝ったから当然でしょ!」
梅沢「何を~?こいつ、まだぺーぺーの癖して生意気な~!」
Q「ははは…。でも大成功だったみたいですね、GPT。なんでも参加人数が200人を超えたとか…」
梅沢「そう!全部で参加者224人!いや~、すごい人数だったわ~。おかげで会場クーラーガンガンに効かせてるのに全然涼しくならないのね。そのせいで倒れた人もいたしね」
Q「大丈夫だったんですか?」
今田「少し横になって水飲んだら落ち着いたみたいで、そのまま普通に帰ったみたいですよ。何せ大事に至らなくてよかったです」
飯塚「あ…Qさん。その倒れた人のことで話があるんですけど…これって…事件…だったりしませんか?」
Q「え?」
梅沢「お~い、飯塚ぁ~。あれはただ熱中症で倒れただけの話だろぉ~?」
飯塚「でも梅沢さん…万が一ってこともありますし…」
Q「ふむ…ちなみに倒れた方というのは誰なんでしょうか?」
今田「ああ、DNで『逝け☆麺』って名乗ってる人です。本名は愛野使徒っていうみたいですね」
Q「ああ…『あの』…。それで、どのような状況で倒れたんですか?」
今田「ん?ドラフトのピック中に『気持ち悪い』って言って席を立とうとしたら、立ち眩み起こして倒れたんですよ。すぐに立ち上がれたんですけど、それでもまっすぐ立てなかったみたいで、暫く椅子で横になってました」
Q「え?ドラフト中ですか?確か今回のGPTってモダンでしたよね?」
梅沢「あの『逝け☆麺』って野郎がドラフトしたいって騒いでたから急遽サイドイベントでドラフトすることになったんだ。あの野郎調子悪かったらしくて、3回戦終わる前にはもうドロップしてやがってたんだよ。それまでは別にいいけど、ドロップしてから『暇だ』だの『ここはサイドイベントも開かないのか』だの『参加者のことを考えろ』だのぶつぶつ煩くて、それでドラフトのサイドイベントを開くことになったんだよ」
今田「あの時はドラフト用のパック持って来てなくてどうしようかと思いましたよね。幸いにも伍堂さんが偶然持ってたのを使わせて貰ったから事なきを得ましたけど、今度からきちんと用意しないと駄目ですよね~」
梅沢「いや~、俺も商品のパック以外のことはすっかり忘れてたよ~。ありがとね、伍堂ちゃん!流石運営やってるだけはある!」
伍堂「あ…いや、本当に偶然ですよ…。確かに大会運営していると同じような場面もありますけど…」
梅沢「おっ!慣れてるねぇ~」
伍堂「いやいや…そんなことは…」
Q「ふむ…ちなみにそのドラフトで使ったカードってありますか?」
梅沢「Qちゃん、それは流石に残って…」
飯塚「あ、ここにありますよ」
今田「ってあるんですか!?」
飯塚「え?晴れる屋とかC・UCの一括買い取りしてますし、大会運営に携わってるとカード集められる機会も多いから、取っておいて溜まったら売りに行こうかなって…」
梅沢「いやいや、流石に学生だからってそれは貧乏性過ぎないか?」
Q「ふんふん…なるほど…」
飯塚「それでQさん、何か分かりましたか?」
梅沢「飯塚もしつけぇなぁ…あれはただの熱中症だっつーのに…」
Q「ふむ、確かにこれは誰かの手によって仕組まれたものですね」
一同「!!」
Q「話を聞く限りですと、犯人はこの中にいます」
梅沢「いや、俺たちの中にそんな奴いるわけねーよ!」
今田「そうですよ!第一どうやって『逝け☆麺』だけを倒れさせたんですか!?」
Q「結論から言いますと犯人は伍堂さんで、凶器はドラフトに使用したパックですね」
伍堂「!!??」
飯塚「Qさん…」
Q「では、今からそれを説明していきましょうか」
続く
コメント
それまでトリック、動機などを推測して待って頂けたらと思います。
正直「切りのいいところまで出来たからとりあえず載せよう」と言う逃げの前後編です。
猛蔵先生、期待してます!