Force of human 4話
2015年7月28日 force of human コメント (2) マジック・ザ・ギャザリング!それはTCGの起源にして頂点!!
この世界最古のTCGにはルールでは語られることのない超常的な力が渦巻いている。
その一つがそう、『人間力』!
『人間力』とは運命の力!!これは己の力で運命を切り開いていった男たちの物語である。
〈Pig Magic Open〉
深原「ニクスの星原出してフルアタック!」
名無「アッ…アバー!!」
深原「ふぅ、何とか勝てた」
渡鍋「あ、深原さん。お疲れ様です。どうでした?」
深原「あ、渡鍋君。いや~、何とか勝てたよ。トップが良かったね。これも人間力のおかげかなw」
渡鍋「(そういえば深原さん、新ニッサの剥ぎコラ作ったって言ってたもんなぁ…)僕も何とか勝てましたけど、なんだか調子悪いですね…」
深原「このデッキ使ってみる?『5Cニクスの星原』。自然に帰れを撃たれると死ぬけど、面白いよ」
渡鍋「マジっすか…後でちょっと回させてください」
深原「おけおけ…と、八百万岡君は…まだ対戦中か。ちょっと見に行こうか」
〈八百万岡 対戦テーブル〉
八百万岡「衰滅!!オラァ!!エンド!!!」
夜魔本「くっ!!全滅…」
深原「(今どんな感じ?)」
那珂村「(あ、深原さん。お疲れ様です。今は場をまっさらにしてお互いにハンドが1枚ずつの状態ですね。ちなみに勝敗は1-1です)」
渡鍋「(見た感じ八百万岡さんはスゥルタイコントロールで、夜魔本君は赤単ってところかな?)」
深原「(この場面だと八百万岡さんがコントロールし切って勝ちかな?)」
那珂村「(いや、分かりませんよ。八百万岡さんのライフは残り4ですから火力一発で削りきれますよ)」
渡鍋「(それに最近八百万岡さんはデレマスアニメで美城常務にシンデレラプロジェクト解散されて『俺の凸レーションが!あのババア許すまじ!身体の穴という穴に振動する桃色の不思議な物体を入れてやる!』って嘆いていましたが、逆に夜魔本君は『よっしゃあああ!これでスリーピングキノコwith島村卯月のアニメ出演が見えてきたぞ!!ババア、褒美に俺の武内きゅんをファックしていいぞ!!』と喜んでいましたからね。人間力にも大きな差が出ています)」
那珂村「(え?)」
深原「(いや、そのアニメ以外では『やったー!今季豊作すぎるぜやったー!コミケでミーアの等身大抱き巻き枕カバーって最高かよ!!日本バンザイ!!』って喜んでたからそこまでの大差は出ていないと思うよ。15話終わってから二人同時にLINEで『最高かよ…』って送られてきたし)」
那珂村「(え?)」
ギャラリー「(こいつら、テレパシーで会話してる…!)」
夜魔本「ではアンタップアップキープ…ドロー!…そのままターンエンド」
八百万岡「(そのままターンエンド?カウンターを警戒してハンドを貯めたか、土地だったけど有効牌に見せてのブラフか…いや…違う)」
夜魔本「…」シャカパチ シャカパチ シャカパチ シャカパチ
八百万岡「(シャカパチの為か!)」
『シャカパチ』!!
シャカパチとはパチパチやハンドシャッフル等とも呼ばれる、TCGをやる際に手札をシャッフルする行為の事を言う。これはスポーツ選手が気持ちを落ち着かせるために行うルーティーンと同じような行動だと一般的には解釈されているが、その裏にはカードで音を立てることによって相手を威嚇し、不快感を煽る攻撃的な面が隠されているという説もある。現に中国拳法の達人、釈迦 破血がこのシャカパチの音を用いて相手を催眠にかけ、勝負に勝ったという記録も非公式ながら残されている。
現在ジャッジの間ではシャカパチをアサルト(暴力)行為として認めるか否かという議論が盛んにされている。
夜魔本「(ここから先はトップ勝負!ならばこの勝負は人間力が物を言う。八百万岡さん…ここは頂きましたよ!!)」シャカパチシャカパチ
八百万岡「(不味い…夜魔本君のシャカパチはすでに世界『ネヲチでさらされる』レベルの完成度!!このまま主導権を握られると焼き切られる!!)…んん、ドロー!!…くっ、エンド…」
夜魔本「(…!!八百万岡さんのあの表情!祈りを込めてライブラリートップをこすっても何も引けなかった様子!!!勝てる!!これは勝てるぞおおおおおお)ドロー!…エンド!」シャカカン パチパチ シャカパチパチ
八百万岡「…アンタップアップキープ…ドロー!よし、墓地のカードを5枚リムーブして『黄金牙、タシグル』プレイ!!」ドン!!
夜魔本「(ちぃ!?あれはまずい!)プレイスタック!本体に『かき立てる炎』!」
八百万岡「(マストカウンター!)ダメランから青出して『解消』!」
夜魔本「(残りライフ3!ここで決める!!)本体に『稲妻の一撃』!!」
八百万岡「ぐっグギャアアアア!!」
夜魔本「(勝った!第3部完!)」
深原「やったか!?」
渡鍋「いや…まだ…」
八百万岡「…スタック、『部族養い』」ドドンパチ!
夜魔本「アイエエエエ!?」
那珂村「ギャクテン!?ギャクテンナンデェ!?」
夜魔本「(確かに俺はシャカパチで八百万岡さんの人間力を上回っていたはず!それが何故…ハッ!?)」
渡鍋「そう…八百万岡さんは自分のカードを弾いて夜魔本君のシャカパチのリズムを崩して、彼の人間力の上昇を阻害していたのさ…」
那珂村「なるほど…八百万岡さん程のシャカパチストだからこそ出来る芸当ですね…」
深原「いや、それだけじゃあない…」
夜魔本「(そう…それだけでは自身の人間力を強化することにはならない…他に何か…あぁ!?八百万岡さんのスリーブは『凸レーション』の3人!!まさか、彼はカードを弾くふりをして…)」
八百万岡「(ククク…気づいたようだな…そう、俺はカードを弾くだけではなく、スリーブの彼女らに『パイタッチ』をしていたのさ!!)残りライフ5でエンド!!」デデドン!!
夜魔本「(それに加えてカードを引く時に見せたライブラリートップをこする動き!!あれも『パイタッチ』だったのか!!そうすれば『シャカパチ』と『パイタッチ』で100万人間力+100万人間力で200万人間力。ライブラリーをこすることでいつもの二倍の興奮が加わり400万人間力。そしていつもの3倍のギャラリーが加われば400万×3の夜魔本!俺を上回る1200万人間力だ!!)ドロー…くっ!エンド…」
八百万岡「アンタップアップキープ…ドロー。うん…『部族養い』しかないけど、いいかな?」
夜魔本「」
夜魔本「GG…。」
win 八百万岡!!
この世界最古のTCGにはルールでは語られることのない超常的な力が渦巻いている。
その一つがそう、『人間力』!
『人間力』とは運命の力!!これは己の力で運命を切り開いていった男たちの物語である。
〈Pig Magic Open〉
深原「ニクスの星原出してフルアタック!」
名無「アッ…アバー!!」
深原「ふぅ、何とか勝てた」
渡鍋「あ、深原さん。お疲れ様です。どうでした?」
深原「あ、渡鍋君。いや~、何とか勝てたよ。トップが良かったね。これも人間力のおかげかなw」
渡鍋「(そういえば深原さん、新ニッサの剥ぎコラ作ったって言ってたもんなぁ…)僕も何とか勝てましたけど、なんだか調子悪いですね…」
深原「このデッキ使ってみる?『5Cニクスの星原』。自然に帰れを撃たれると死ぬけど、面白いよ」
渡鍋「マジっすか…後でちょっと回させてください」
深原「おけおけ…と、八百万岡君は…まだ対戦中か。ちょっと見に行こうか」
〈八百万岡 対戦テーブル〉
八百万岡「衰滅!!オラァ!!エンド!!!」
夜魔本「くっ!!全滅…」
深原「(今どんな感じ?)」
那珂村「(あ、深原さん。お疲れ様です。今は場をまっさらにしてお互いにハンドが1枚ずつの状態ですね。ちなみに勝敗は1-1です)」
渡鍋「(見た感じ八百万岡さんはスゥルタイコントロールで、夜魔本君は赤単ってところかな?)」
深原「(この場面だと八百万岡さんがコントロールし切って勝ちかな?)」
那珂村「(いや、分かりませんよ。八百万岡さんのライフは残り4ですから火力一発で削りきれますよ)」
渡鍋「(それに最近八百万岡さんはデレマスアニメで美城常務にシンデレラプロジェクト解散されて『俺の凸レーションが!あのババア許すまじ!身体の穴という穴に振動する桃色の不思議な物体を入れてやる!』って嘆いていましたが、逆に夜魔本君は『よっしゃあああ!これでスリーピングキノコwith島村卯月のアニメ出演が見えてきたぞ!!ババア、褒美に俺の武内きゅんをファックしていいぞ!!』と喜んでいましたからね。人間力にも大きな差が出ています)」
那珂村「(え?)」
深原「(いや、そのアニメ以外では『やったー!今季豊作すぎるぜやったー!コミケでミーアの等身大抱き巻き枕カバーって最高かよ!!日本バンザイ!!』って喜んでたからそこまでの大差は出ていないと思うよ。15話終わってから二人同時にLINEで『最高かよ…』って送られてきたし)」
那珂村「(え?)」
ギャラリー「(こいつら、テレパシーで会話してる…!)」
夜魔本「ではアンタップアップキープ…ドロー!…そのままターンエンド」
八百万岡「(そのままターンエンド?カウンターを警戒してハンドを貯めたか、土地だったけど有効牌に見せてのブラフか…いや…違う)」
夜魔本「…」シャカパチ シャカパチ シャカパチ シャカパチ
八百万岡「(シャカパチの為か!)」
『シャカパチ』!!
シャカパチとはパチパチやハンドシャッフル等とも呼ばれる、TCGをやる際に手札をシャッフルする行為の事を言う。これはスポーツ選手が気持ちを落ち着かせるために行うルーティーンと同じような行動だと一般的には解釈されているが、その裏にはカードで音を立てることによって相手を威嚇し、不快感を煽る攻撃的な面が隠されているという説もある。現に中国拳法の達人、釈迦 破血がこのシャカパチの音を用いて相手を催眠にかけ、勝負に勝ったという記録も非公式ながら残されている。
現在ジャッジの間ではシャカパチをアサルト(暴力)行為として認めるか否かという議論が盛んにされている。
夜魔本「(ここから先はトップ勝負!ならばこの勝負は人間力が物を言う。八百万岡さん…ここは頂きましたよ!!)」シャカパチシャカパチ
八百万岡「(不味い…夜魔本君のシャカパチはすでに世界『ネヲチでさらされる』レベルの完成度!!このまま主導権を握られると焼き切られる!!)…んん、ドロー!!…くっ、エンド…」
夜魔本「(…!!八百万岡さんのあの表情!祈りを込めてライブラリートップをこすっても何も引けなかった様子!!!勝てる!!これは勝てるぞおおおおおお)ドロー!…エンド!」シャカカン パチパチ シャカパチパチ
八百万岡「…アンタップアップキープ…ドロー!よし、墓地のカードを5枚リムーブして『黄金牙、タシグル』プレイ!!」ドン!!
夜魔本「(ちぃ!?あれはまずい!)プレイスタック!本体に『かき立てる炎』!」
八百万岡「(マストカウンター!)ダメランから青出して『解消』!」
夜魔本「(残りライフ3!ここで決める!!)本体に『稲妻の一撃』!!」
八百万岡「ぐっグギャアアアア!!」
夜魔本「(勝った!第3部完!)」
深原「やったか!?」
渡鍋「いや…まだ…」
八百万岡「…スタック、『部族養い』」ドドンパチ!
夜魔本「アイエエエエ!?」
那珂村「ギャクテン!?ギャクテンナンデェ!?」
夜魔本「(確かに俺はシャカパチで八百万岡さんの人間力を上回っていたはず!それが何故…ハッ!?)」
渡鍋「そう…八百万岡さんは自分のカードを弾いて夜魔本君のシャカパチのリズムを崩して、彼の人間力の上昇を阻害していたのさ…」
那珂村「なるほど…八百万岡さん程のシャカパチストだからこそ出来る芸当ですね…」
深原「いや、それだけじゃあない…」
夜魔本「(そう…それだけでは自身の人間力を強化することにはならない…他に何か…あぁ!?八百万岡さんのスリーブは『凸レーション』の3人!!まさか、彼はカードを弾くふりをして…)」
八百万岡「(ククク…気づいたようだな…そう、俺はカードを弾くだけではなく、スリーブの彼女らに『パイタッチ』をしていたのさ!!)残りライフ5でエンド!!」デデドン!!
夜魔本「(それに加えてカードを引く時に見せたライブラリートップをこする動き!!あれも『パイタッチ』だったのか!!そうすれば『シャカパチ』と『パイタッチ』で100万人間力+100万人間力で200万人間力。ライブラリーをこすることでいつもの二倍の興奮が加わり400万人間力。そしていつもの3倍のギャラリーが加われば400万×3の夜魔本!俺を上回る1200万人間力だ!!)ドロー…くっ!エンド…」
八百万岡「アンタップアップキープ…ドロー。うん…『部族養い』しかないけど、いいかな?」
夜魔本「」
夜魔本「GG…。」
win 八百万岡!!
コメント
これからも勢いを大事にして精進します。